二十五の峰、空高く♪

~標高850mの故郷 『栃洞』の想い出~

一本松

神岡の街の東側、栃洞から南方向に屏風のように
連なる尾根があります。

栃洞行きのバスは、その南端にある鞍部を通り
尾根の反対側へと進みました。

ちょうどその場所にあった「一本松」という名前のバス停が
強く印象的に残っています。

ここには戦国時代の江馬氏の山城「高原諏訪城」があり
実際に1本の松が存在していたとのことです。

私は小学生の頃、この「一本松」がどうしても気になって
行ってみたことがあります。
それは栃洞から行ったのか、神岡の街から登ったのか
まったく記憶が無いのですが…。

ただ、行ってみたはよいものの
お宝どころか何にも無くて
期待外れ感が大きかった思い出があります。

子供にとっては
歴史的な価値とかは関係ないようですね。

それと、もう1か所。
「一本松」から栃洞方面に少し進んだ場所
排滓の堤の近くに「サイクロン」というバス停がありました。

何年間もバスを利用しましたが
そこで乗降する人を1度として見た事はありませんでした。