学校行事の中で最も憂鬱だったのが
秋に行われるマラソン大会。
校庭をスタートし、銀嶺会館の前を左に曲がります。
左手に〝理科園〟右手に〝六郎谷〟を見ながら
最初の難所〝いちやまの坂〟を登覇。
坂を登り切った高い石垣の前を右折し
柏豆地区までの長い登りが続きます。
柏豆の一番奥の社宅の前で折り返し
今度は長い下り坂が足にきます。
前平のお菓子屋さんのT字交差点を左折し
学校玄関前を通過します。
通洞方面へ向かい〝孔雀坂〟を通過し
コースの最高地点に到達。
通洞の1番奥から〝鉄筋アパート〟横を下り
〝鈴木の床屋さん〟の前を通過し
校庭でのゴールとなります。
もともと長距離走が苦手で
息苦しいは、寒くて耳がちぎれそうに痛いはで…
そのせいか、いまでもジョギングはやりません。
何年か前に、草津温泉に行き
近くの白根山にも寄りました。
駐車場から頂上まで少し登る遊歩道があるのですが
たいした登りでもないのに
周りの人達は息使いが荒く、足取りも重いようでした。
私は何ということもなく
「空気が薄いせかなぁ?」と不思議に思いました。
いま思うと、標高の高い栃洞での生活
そして、あの憂鬱でたまらなかったマラソン大会の
賜物なのかもしれないなぁと
ひとり、ご満悦な気分でいます。